聖隷三方原病院 高度救命救急センター    ドクターヘリのブログ

静岡県西部地区でドクターヘリを運営している 聖隷三方原病院 高度救命救急センターのブログです.

消防ヘリピックアップ

救急科 志賀です。
 
平成28年度が始まりました。ドクターヘリ医療スタッフは昨日と同じく、志賀とフライトナースの杉山さんです。

本日の静岡県西部地域は雨模様、ドクターヘリはスタンバイ開始後しばらくして天候不良のため運休となりました。
 
一方で出動要請は2件、いづれもドクターヘリでは対応不可。しかし前者は市内最北東部の山間地の事案であり、消防指令センターとの調整の結果、浜松市消防ヘリで対応の方針となりました。
 
消防ヘリは消防ヘリポートを速やかに離陸、間もなく当院屋上に飛来。医師看護師をピックアップして現場に向かいます。

現場最寄りのヘリポートで出動救急隊と合流、患者さんを機内収容後に基地病院に搬送を行いました。

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陸路搬送の所要時間は1時間半前後。一方消防ヘリでの搬送時間は約10分であり、搬送時間が大幅に短縮しそのまま早期の根治治療に繋がります。

昨年平成27年度の消防ヘリピックアップ形式の出動は6件、いづれも重複要請や天候不良によりドクターヘリが対応出来ない事案への対応でした。消防航空隊の皆様、今年度も一層の連携をお願い申し上げます。


愛知県との連携

救命救急センター 救急科 志賀です。

11月12日(水)、愛知県大府市で開催された第2回東海小児急性期医療研究会に、元野先生(静岡県立こども病院)と一緒に参加して来ました。

前半は愛知県防災航空隊・大府消防・あいち小児保険医療総合センターの合同訓練でした。

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愛知県防災ヘリコプター「わかしゃち」、ベル412EP型です。静岡西部ドクターヘリのベル429とは兄弟機とも言えます。

愛知県防災ヘリは、消防機関のヘリとしては全国でも数少ない24時間運航をしています。県下の各地に夜間照明設備も配置し、夜間の運航にも備えています。また、運航を委託されているのは当院ドクターヘリと同じ中日本航空さんです。

当日の訓練では、まず日中の離着陸・航空隊員のホイスト降下・重症小児患者の搬送訓練。日没前には機体見学の時間も設けられ、機体の装備や機内の様子を確認させて頂きました。更に日没後の離発着や搬送の訓練も行なわれました。

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後半は、あいち小児保険医療センター 集中治療科主催のパネルディスカッション。「膜型人工肺(ECMO)が必要な重症小児患者さんの搬送」に関して、愛知県内の救急・集中治療に携わる医師や航空自衛隊機動衛生隊から発表があり、その後意見交換を行ないました。

あいち小児保健医療総合センターは、今後ヘリポートやPICU等の小児救急専用病床のある救急棟を建設し、愛知県における小児救急の拠点を目指していると伺いました。

愛知県と静岡県はお隣り通し。静岡西部ドクターヘリも、愛知県ドクターヘリの応援として愛知県内にしばしば出動します。今後は、愛知県内の小児事案へ応援出動した際に、こちらに搬送させて頂く機会も増えてくるかもしれません。こういった機会を通して愛知県内の消防機関や医療機関との顔の見える関係作りが少しずつ進み、互いの連携が進めば・・・と思います。

さて、ドクターヘリ/ドクターカーの話題です。

11月13日(木)夜間帯には、市内の山間地から(準夜1件+深夜1件)、計2件のドクターカー要請あり、どちらも対応しました。当直の研修医達も、一緒に出動して頑張ってくれました。

特に2年目研修医は、研修の残りも数ヶ月となりました。訓練と実践とを繰り返して、プレホスピタルケアについても機会を活かして積極的に経験を積んで頂きたいです。

いらっしゃいませ×3

3月16日もフライトナースのすずきがブログを担当させていただきます。


本日の担当はわたくしフライトナースのすずきと、杏林大学の加藤せんせい OJTDrの松浦せんせいの若手(といえる年齢ではなくなってきましたが…)3人でした。なんと!! 本日の平均年齢は31歳
さて、突然ですが
ここでクイズ!!
この3人のうち、だれが一番年齢が上でしょうか(*^_^*)


みなさんわかりましたか?(^_^)/

本日のタイトル『いらっしゃいませ』ぱーと①
本日のフライト担当Drの加藤先生(写真真ん中)は以前からも時々登場しておりますが、現在は杏林大学で剛腕?をふるって日々活躍されています(自称…なんてねっ)!昨年度まで当院で救急科・整形外科で大変活躍され、本年度は1回/月ペースでヘリに搭乗しております。

『いらっしゃいませ』ぱーと②
写真右のフレッシュ(?)な松浦せんせいはここ最近、当ブログでも登場しています!今年から救急科にいらっしゃいました!!すごく勉強熱心で、力をメキメキと上げてきている救急科一押し(のはず)のDrなのです!

『いらっしゃいませ』ぱーと③
本日はもう一件、三重県ドクターヘリが転院搬送のため飛来しました!

着陸シーンです↓↓
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シーン①

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シーン②

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シーン③

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着陸!

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手前:三重県ドクターヘリ(EC 135) 奥:静岡県西部ドクターヘリ(Bell 429)

愛知県ドクターヘリは時々飛来しますが、三重県ドクターヘリは初飛来?ではなかったかな

三重県から救急車で転院搬送となると、おそらく4時間ほどかかるところでしたが、ドクターヘリではなんと約30分で到着!
ドクターヘリの機動力により、患者さんの負担を最小限にとどめ、搬送できたのではないでしょうか。

ドクターヘリは全国に着実に広がってきており、静岡県ではドクターヘリが2機体制!そして、静岡近県でのドクターヘリは長野県も2機体制 愛知県、三重県、岐阜県、神奈川県、山梨県が各1機配備されており、非常に恵まれた体制なのです!日々のドクターヘリ活動のみならず、災害時にはもこの体制は大きな力になることでしょう。
今後も、静岡県西部ドクターヘリをはじめ、全国のドクターヘリの活動に、皆様のご協力とご理解をよろしくお願いいたします!!
参考までに、当ブログのリンクにもありますHEM-Netもご参照くださいね!プチ情報ですが、このHEM-Netの会長:國松 孝次(元警察庁長官、元スイス大使)さんは浜松市出身なんですよ!(数日前、たまたま近所の信金でみた情報端末に浜松出身の方々がでていてびっくりした\(◎o◎)/わたくしでした)
みなさんはご存知でしたか??

消防航空隊ご来院。

皆さん、こんばんは。
今日のブログ担当も中谷です。
今日もヘリ担当は中谷とOJT幸田Dr.、宍戸Ns.の3人体制でした。

今日の要請は2件。
いずれも出動途中で救急隊判断のキャンセルとなりました。
現場到着前の早期の要請で、患者さんの状態に合わせて、
要請継続やキャンセルを選択する事は、ドクターヘリの基本ですので、
キャンセルが多い事は、ドクターヘリの要請には良い事なのです。

ところで、昨日浜松市消防航空隊が当院へリポートへの離着陸訓練に来院されました。

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              Bell429ドクターヘリとのコラボ。

消防航空隊とは緊密に連携を取りながらいつも活動しており、
ドクターヘリが他事案出動中の場合や、気象条件でフライトできない場合などに、
消防ヘリにドクターピックアップや、患者搬送をお願いしています。
今までも、何度もドクターヘリとのコラボでの事案を遂行しており、
今後も更なる連携を持って活動を続けていく予定です。

そんな消防航空隊の方々ですが、院外では一緒に活動を行いますが、
当院の事も知ってもらおうという事で、センター長自ら院内をご案内して、
搬送後の患者さんが、どのように治療されているのかを知るために施設の見学をしていただきました。
お互いに顔の見える関係を気付いておく事は、現場でのスムーズな活動には重要です。
ひいては、それが患者さんの救命率の向上に繋がると思っています。

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一列でヘリに乗り込む隊員の皆さん。いーっぽすすんでまえならえ♪では、ありません・・・

消防航空隊のみなさん。これからも宜しくお願いいたします。m(_ _)m

消防ヘリとドクターヘリ

救命救急センター 救急科 志賀です。

本日9月1日のフライトスタッフは、淺井先生・宍戸さんのベテランコンビです。

本日のドクターヘリは救急現場2件、内因性1件と外因性1件でした。

2つの事案の狭間に、更に市内の医療機関から当院への転院搬送依頼あり。紹介内容・搬送時間などを考慮して、浜松市消防ヘリ による医師ピックアップ方式で、迎え搬送として自分が出動する方針としました。

転院依頼元からの119通報後、間もなく消防ヘリは当院の屋上ヘリポートに飛来。医師ピックアップ後、合流地点に向かいます。

消防ヘリは最寄りの河川敷に先行着陸。患者さんを収容した救急車は数分後に到着。手短な引き継ぎ後、患者さんの機内の移動を行い、当院にヘリ搬送となりました。

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消防ヘリによる医療スタッフのピックアップは、原則的に医師1名のみです。よって、普段ドクターヘリの出動時にフライトナースにお願いしている医療処置も、ほぼ全て医師が1人で行なう必要があります。消防ヘリでの出動は大変な面もありますが、逆に医療処置以外の部分で、消防職員(航空隊員)の方に協力して頂けるのは非常に心強いです。

本日の事案は依頼元にて既に必要医療処置が殆ど済んでいたため、「安全かつ迅速に高次医療機関に搬送する」方針としました。出動途上に航空隊の方と短い時間で打ち合わせを行ない、方針を共有し、それぞれのメンバーの動きや必要資機材の動きも事前に確認しました。合流後もその通りに進めたため、搬送をスムーズに進めることが出来ました。

そのためには、普段の2機同時出動時・シミュレーション・事後検証会等で、消防ヘリとドクターヘリの互いの連携を進めておくことも非常に重要と感じました。
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