聖隷三方原病院 高度救命救急センター    ドクターヘリのブログ

静岡県西部地区でドクターヘリを運営している 聖隷三方原病院 高度救命救急センターのブログです.

ドクターヘリ事後検証会

みなさん、こんばんは。
当直明けでフラフラしながら帰宅し、またまた病院へ参上した中谷です。

今日はドクターヘリ事後検証会がありました。
今までも何度かご紹介しましたが、
毎月一度、フライトクルー、運航会社、各消防関係者、他の医療関係者などが集まって、
先月ひと月の事例の紹介と、その中から代表的な症例を、
消防側、医療側から発表して振り返る事を毎月行なっています。

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              今回もたくさんの方にご参加頂きました。

今回は今月で半年間の研修を終え、静岡県立こども病院へ戻られる菊地先生による発表でした。
半年間の研修OJTを通して、すっかり立派なフライトドクターになられました。
こども病院へ戻っても、ここでの研修を活かして、多くの患者さんを救っていってくれるものと確信しています。
菊地先生、半年間ありがとうございました!!

消防との合同訓練

みなさん、こんばんは。
今日も元気に当直中の中谷です。

朝晩は少し冷え込むほどの涼しさとなってきて、
日中も過ごしやすいせいか、救急外来の受診患者さんも少なめの今日この頃です。
やはり季候がいいというのは、健康にもいいのですね。
年中この季節の様なところに住みたいなぁ~。

さて、話は変わって先日御前崎消防署にドクターヘリの合同訓練に行ってきました。
浜松市内では定期的に出張で消防署に訓練に行っているのですが、
御前崎消防署では初の合同訓練でした。
今回は矢野先生を筆頭に、私と宍戸Ns.、有賀Ns.の4人で訓練に参加させていただきました。

御前崎消防署では朝からこの訓練のために、非番の方もあわせて大勢の方が参加していただきました。
署長さんとご挨拶して、早速訓練開始。

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           救急車内での医療活動。救急隊の協力は重要です。

この日は2症例のシナリオを用意していただいており、
外傷症例と内因性(脳卒中)症例の2例を、ドクターヘリを用いた活動を通じて訓練しました。

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               処置が終わりヘリ機内への搬送。

いずれの症例も活動はシンプルな活動の内容でしたが、
いかに救急隊とドクターヘリとの協同をスムーズにするかを主眼に訓練を行ないました。

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             2例目の内因性のシナリオでの搬送訓練。

お昼前には活動の振り返りの反省会も終了し、
お互いに、もっとこうしたら更に良い活動が出来ると言う意見交換も出来ました。
お昼ご飯を一緒に頂き、そこでも交流を更に深め、
今後の円滑な活動のための、顔の見える関係が更に深まった訓練でした。

これからもこういった合同訓練を色々な消防署で行なっていく予定です。
全ては患者さんや要救助者のために。
救急隊とドクターヘリクルーは更に良い活動のために励んでいます!!

「攻めの救急医療」に必要なもの

こんばんは、まろきちです。
今日のヘリ当番はまろきち、ナースミドリさん(宍戸さん)、整形外科OJT川口せんせいでした。

今日は、3連休最終日の救急当番日やから、ERは忙しくても、ヘリは平和に終わる予感がしていたのですが・・・
午後に1件要請が入りました。
複数傷病者の事案だったため、川口先生がいてくださって助かりました。
機内で、救急隊からの情報をもとに、医療スタッフの配分をあらかじめ考えてましたが、
最重症と思われる傷病者に私と宍戸ナース、その間に、残りの2名の傷病者の診察を川口先生にお願いする・・・
ドクターが2人いると、傷病者の重症度に応じて、いろいろなオプション、
組み合わせを考えることができます。

この事案、ちょっとありがたかったこと3つ。

みどりさんは、いつもどんな事案も、どっしりかまえていて頼りになること。
時々、おかん!って呼びそうになる・・・(゜o゜)
(おこられるけど・・・)

川口先生が、次の事案もそうでしたが、先生の方から積極的に現場の診療に関わってくれたこと。
整形外科医の日々の中では現場や救急車内で診療することはないし、アウェイな環境だと
思うけど、OJTを重ねるたびに、少しずつ、そのアウェイな環境に慣れてきてくださってるのを実感しました。

救急隊が普段からよく顔を知っているメンバーで、傷病者の情報、搬送先や搬送時間、搬送手段など、
ちゃんと把握していて、何を聞いても、「かゆいところに手が届く」、そんな返答をしてくれる、
さらに、私が困ったり迷ったりしていたら、それを察してくれること。
あうんの呼吸というか、マスクとヘルメットの隙間から見える「目」で会話ができる、そんな存在。

それぞれ立場は違うけど、現場でもERでも同じ目的を持って働く仲間なんやなって思いました。

搬送してきた患者さんの診療を終えて、記録を書いてるときの本日のブログ用の1枚。
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ふう、記録書いたら帰ろうと思っていたら・・・
ぷるる、ぷるる、ぷるる・・・(゜o゜)
ヘリホットラインが鳴って、ドクターカー要請で、3人であわてて出動!となりました。

この写真の時は、まだ余裕のあった川口先生ですが、傷病者を連れて帰院する救急車の中で、
ひっそりと吐気を我慢しながら、冷汗かいてたと・・・^_^;
帰ってきて、診療が落ち着いたときに、ぼそっと打ち明けられました。
でも、そのあと、
「今度から酔い止め飲んでおいたほうがいいですかね。」
と。
川口先生、やる気です!

夜間のドクターカーの事案。
私たち医療スタッフを現場まで送ってくれた救急隊、
現場で合流して活動し当院まで一緒に搬送してくれた救急隊にありがとう。
(今日はさらに私たちの忘れものまでとどけてもらいました・・・、てへっ)

現場に医療スタッフを投入する医療は、「攻めの救急医療」って言われるけど、
攻めるためにはいろいろな方々(消防、運航、地元の方々などなど)の協力がなければ成り立たない。
今日一日の事案を通して、私と宍戸さんはそれを再認識、川口先生は実感してくれたんじゃないかなと
思います(*^_^*)

【秋の夜長を・・・(p_-)】

最近・・朝、晩がめっぽう冷え込むようになり・・所々で秋を感じる今日この頃。
食欲の秋・スポーツの秋・読書の秋・・秋の夜長をいかがお過ごしでしょうか?
皆様、ご無沙汰しております。フライトナースの 有賀 です。

日付が変わり・・(゜レ゜)
昨日は、早川センター長・OJT:大越医師・有賀 の3名体制でした。
要請は2件(うち1件は離陸後キャンセルとなりました。)
市内北部からの要請です。

9月20日①
 ここのポイント。見覚えがある方・・ツウですね!!(^_-)-☆

救急隊の皆様との合流予定地は・・この写真、以前ブログでも
ご紹介したポイントです。
当院帰投まで陸路20分弱、
ヘリ搬送6分(ヘリへの移動10分・屋上ヘリポートからの移動10分)
以前の検証結果、メリット・デメリットを鑑み
陸路搬送(Dr. Ns同乗のDr.カー方式)としました。
搬送途中も、このメリット部分を実感するミッションとなりました。

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 2012年11月19日 早川センター長撮影写真(同ポイント)
2か月もすると・・もう冬ですね・・(しみじみ)(^_^.)

温故知新・・こんな言葉がありますが
フライトナースは出動すると(Dr.カー出動時も同様)出動日記たるものを作成します。
この日記の中に、ミッションの時系列はもちろんの事、
「こんな考えがありました」「これ、どう思う?」的なメッセージや問題提起、創意工夫を
記載し、1回/月のフライトナース会にて読み合わせ・意見交換を行ないます。
「過去こんな事もあったね!」「これは・・こうだよ!」「こんな事も出来たのでは?」等
毎回非常に盛り上がり、予定時間オーバーもしばしば・・^m^
ただ、ここでの問題共有一つ一つが貴重な財産になる事は間違いなく
すべては現場に還元されます。今日もそんな事を実感・・でした。

9月20日②
 早川センター長、お好みのカット

秋の夜長、過去のブログを振り返ってみると・・実は
好きなカット、嗜好が分るかも・・しれませんね(p_-)

 実は・・2012年11月19日、同ブログでもこのカット!^m^

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本日から、連休に入りますね。
勤務にて基地病院を守るメンバー、各種教育コースに参加するメンバー
家族との団欒にあてるメンバー 等々(^_^)/ 皆様にとって素敵な週末になりますように。

フライトナース:有賀でした。 <(_ _)>

9月20日③

ちょっとマニアな世界へご招待!ぱーと4 +α

みなさんお久しぶりです!!
本日はしばらくぶりの登場となります、フライトナースのすずきです。

本日は菊地せんせいと私すずきが担当させていただきました。そして中東遠より1件の現着前要請をいただきました。現着前に要請をいただけたおかげで、現場直近に着陸し、複数名の患者さんの対応をさせていただくことが出来ました。現場では消防さんや、受け入れをしたいただきました医療機関の皆様ありがとうございました。

話は変わりますが、今夜は『中秋の名月』ですね!
なんと知ってました?『中秋の名月』ってのは必ずしも満月ではないってこと(@_@;)
そして次回に観られる満月の『中秋の名月』は、東京オリンピックの翌年2021年だそうです!


あっ!! うさぎさんがヘリみたいに飛んでた気が…

前回のちょっとマニアな世界へご招待!ぱーと3を覚えてしますか?なんと7月22日以来であったことが発覚...
その際にクイズを出しましたが本日はその答えをようやく発表させていただきます。

正解は下記の写真でもわかるかと思いますが、機体前部の下にあるランディングライトでした。

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ライト消灯中                    ライト点灯!

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眩しすぎてちょっといがんでしまいました(+o+)

そして下記の写真は機体左からみた写真ですが、サーチライトです。LEDで非常に明るく白色の光がかっこいいんですっ(*^_^*)
ちなみにサーチライトはHIDかな。コックピットから前方や下、右に左にと操作することができるんですよ♥

せっかくなので機体後部にある機体の右と左を表す標識灯も紹介!なんとここもLEDなんですよ!
さすが最新鋭のヘリコプターですね(#^.^#)

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機体右側の尾翼(緑色)             機体左側の尾翼(赤色

これは夜間などでも他の機体などから相手の機体がどちらを向いているかわかるんですっ!
みなさんも良ければ夜空に輝く月や星もいいですが、航空機の赤と緑の光も探してみてくださいね!

では、またの機会にお会いしましょう!

台風一過

みなさん,こんばんは.
救急科中谷です.

今日のドクターヘリ担当は私と,OJTに来ている聖隷浜松病院救急科眞喜志Dr.,
ナースは大ベテラン宍戸Ns.でした.

今日も快晴.
一昨日の台風の時は,ここ浜松も台風の上陸地点にほど近かった為,
かなりの強風,大雨にあいました.
その間,ドクターヘリは名古屋空港にある中日本航空本社の格納庫に避難しており,
実質2日間屋上ヘリポートからドクターヘリがいなかったのです.

その間も,もちろん救急要請はかわらずあるため,
可能な範囲はドクターカーで対応していました.
しかし,ドクターカーで遠隔地の診療はやはり困難で,
ドクターヘリのありがたみを再認識させられました.

今日はすこぶる快晴.風も穏やか.気温も快適.
仕事無ければ,どこかに遊びに行きたい!!と思わせる天気でしたが,
今日もしっかりお仕事頑張らせて頂きました.

本日の要請は2件.
市内交通外傷の事案でしたが,近隣の為ドクターカーの方が接触が早いと判断し,
ドクターカーでの出動となっております.
複数傷病者事案でしたので,眞喜志Dr.がいてくれて,ものすごく助かりました.
ありがとう,眞喜志Dr.!!

その後,静岡市内までの転院搬送があり,ドクターヘリは静岡市内まで患者さんを搬送し,
静岡ヘリポートで燃料補給して三方原へ帰投となったのですが,
静岡から浜松までの間には大きな川が3本あります.
東から安倍川,大井川,天竜川です.
いつもは清流の川たちも,今日はどの川も水が濁っていました.

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                 大井川.濁っています・・・

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                天竜川.濁っています・・・

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      遠くに見えた船明(ふなぎら)ダム.濁った水が大量に放出されています...

台風は通り過ぎ,天気も快晴で,気持ち良い気分でいましたが,
まだ爪痕は残されていました.

台風被害にあわれた方々には,一日も早い回復をお祈り申しあげます.

とりあえず、富士山に向かって飛んでください!

日付が変わっちゃいましたが、こんばんは、まろきちです。
9/17のヘリ当番は、まろきち、鈴田ナース、OJT大越せんせいでした。

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朝のベルくん。
澄み渡る青空、気温も湿度もちょうどよくて、う~ん、気持ちよさそう(*^_^*)
こんな日はきっと平和な一日になるんだろうなあ、救急当番日の準夜勤に備えて、昼間はのんびり・・・と
思っていたら、午後から、パタパタっと要請がありました。

1件目は、市内山間部からの内因性疾患の要請でした。
レントゲンも血液検査もできない現場での病歴聴取と理学所見の大切さを痛感した症例でした(>_<)
短い時間で、救急隊や本人、家族から病歴を聴取し、同時に理学所見をとり、鑑別疾患を考え、
かつ現場でやらなければならない処置は?安全に搬送できる?など、一気にいろいろ考える・・・
今回は、大越せんせいの丁寧な所見の取り方に救われました。

2件目は続けて、同じ地域、同じランデブーポイントに・・・。
さらに、同じ救急隊だったため、1件目のフィードバックをすることもできました。

夕方、さあ、そろそろ、忙しい救急当番日の夜が始まるぞ!って気合いを入れていたら・・・
東部ドクターヘリの応援要請(他事案対応中のため)が入りました。
私たち西部のもんにとっては未開の地、富士宮でした・・・。
まず、CSルームの大きな地図で、
富士宮ってどこ?
搬送先ってどこにすればいい?
を確認し、出動となりました。

離陸して間もなくのCSの大野さんの一言。

「とりあえず、富士山に向かって飛んでください!」

もちろん、すぐに、詳しい地図ページや、GPSなどの情報を入れてくれたので、
初めての地域でしたが、きちんとランデブーポイントで合流できました^_^;

初めての地域、初めて一緒に活動する消防の方々・・・
いつも以上に緊張しましたが、目的は一緒。
いま、目の前にいる患者さんをみんなで救うこと。
それはどこに飛んでいっても、誰と一緒に活動しても同じ。
細かいぎこちなさはあっても、目的が一緒であればなんとかなるもんです(*^_^*)

今回、お世話になった消防の方々、搬送先のスタッフの方々、本当にありがとうございました。

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遠くに見える富士山を目指して出動し、無事にミッションを終えて、安堵した3人。

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帰りの空にはお月さんが見えました。

準夜を終えて、さあ、帰ろう!
夕方にヘリの窓から見えたお月さんを見あげながら、夜道をまろちゃりこいで帰っていたら・・・
ガタガタガタガタ、ベコベコベコ・・・
うん???
ひ~!!!後ろのタイヤ、パンクしてるやんけ~(>_<)

とりあえず、月に向かって叫んでみたのでした(>_<)

集合写真

みなさん、こんばんは。
救急科中谷です。

久しぶりの更新です。
今日のドクターヘリ担当は私と、もうすぐ研修終了OJT菊地先生、鈴木Ns.でした。
今日の要請は5件。
内因、外因、暑い一日で汗だくで頑張りました。

今日は月に一度の度ドクターヘリ運営部会。
フライトドクター、フライトナース、運航会社、救急事務の方々が全員揃って、
前月の全症例の振り返りと、各連絡などを行なう日です。

今日はそんな全員が揃う貴重な日を利用して、
年に一度の記念写真を撮りました。
みんな日勤だけでなく夜勤もやっているので、中々全員揃う機会はないのですが、
今日は頑張ってみんなに出席を呼び掛けました。

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夜勤入りだったり、体調不良や夏休み旅行などで、
全員揃えることは出来ませんでしたが、どうにか今年の記念撮影も無事に行なうことが出来ました。

毎年少しずつメンバーが替わりますが、
いつまでもこの良い仲間達と、良い仕事が出来たら良いなと思っています。

登山部

みなさん、こんばんは。
救急科中谷です。

今日はいつもと趣向を変えて、ドクターヘリの話題ではありませんが、
救命センターの活動の一環を御紹介したいと思います。

我が救命救急センターには登山部(?)があり、
部長の矢野先生の号令の元、年に一度日本アルプス方面へ登山旅行に行っています。
かく言う私も部員の一人ではありますが、
高齢化の波が当救命救急センターにも押し寄せており、
年々部員の高齢化が問題となっておりますが、
今年も中堅(オッサン?)5人で登山に行ってきました。

今年は上高地から槍ヶ岳までのコースを予定していたのですが、
皆さんもご存じの中部地方の大雨の日が、登山前日の出発日で、
前泊地である平湯温泉に着いたときには、あまりの雨に戦意も喪失・・・
翌朝4時起きで出発の予定でしたが、もはや槍ヶ岳は無理とあきらめ、
天気を見ながら軽く上高地をハイキングでもしようと決め、
夜遅くまで酒宴を繰り広げてしまいました。

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         楽しそうな中堅(オッサン)5人。

そして翌日。
みんなごろごろと6時過ぎに起床。
外は案の定シトシトと雨模様。山はガスで全く見えません。
だらだらと身支度を整え、半ばあきらめ半分で上高地へ。
すると次第に空模様が回復。。。
上高地に着いた頃には、すっかり晴れ模様となってしまいました。

ということで、急遽予定変更。
上高地から比較的短時間で行ける涸沢カールを目指すこととしました。

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順調に登山は進み、目的地の唐沢ヒュッテには15時頃に到着。
外は快晴。到着後のビールも最高でした!!

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              涸沢ヒュッテ から北穂高岳を臨む。

夜の星空は見たことのない程の満天の星空で、天の川までクッキリ!!
オッサン5人旅とはいえ、ちょっとロマンチックに。

この日は早々に就寝し、翌朝は体力に自信のある矢野部長、大村隊長、鈴木部員の3人は
北穂高岳へアタックへ。
体力に自信のない完全中年の私と、村松部員(二人は同い年)は山小屋でのんびりすることとしました。

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              涸沢カールを臨む村松部員。

しかし、山火屋でのんびりするにはもったいない天気だったので、
結局私と村松部員も北穂高岳の中腹まで登山し、3人をお出迎え。

その後5人仲良く下山し、上高地から平湯温泉でひとっ風呂浴びて、
浜松に夜には帰り着きました。

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              涸沢ヒュッテに物資を運ぶヘリコプター。

登山中に何度も物資を運ぶヘリコプターを見上げました。
山小屋でおいしいビールが飲めたり、快適な宿泊が出来るのも、
ヘリコプターあってのことなんですよね。

山に登っても、ヘリコプターが大好きな救命救急センター登山部の一行でした。
来年こそは槍ヶ岳へ!!

山間地への出動

救命救急センター 救急科 志賀です。

本日のフライトスタッフは、志賀・菊地先生・佐奈さん(フライトNS)の医師2名体制です。

ドクターヘリ出動要請は3件。

【1】市内北東部の山間地 / 内因性 / 救急隊現着前要請
浜松市とお隣の川根本町との境の地域における救急事案です。救急隊が出動してから現場に到着するのも、直近の三次医療機関である当院に搬送するのも、非常に時間がかかります。

出動指令を受けた救急隊は、出動途上にまず浜松市消防ヘリによる搬送を考え、当院に受け入れの依頼がありました。しかし事案内容から早期の医療介入が必要と判断し、ドクターヘリ要請となったものです。

現場の場所・事案内容から医師1名によるシンプルな活動を選択。自分は残り、菊地先生と佐奈さんで出動。

現場最寄りのヘリポートには、まずドクターヘリが先着。間もなく患者さんを収容した救急車が到着。合流後必要医療処置を行ないつつ、当院にヘリ搬送となりました。

救急隊による陸路搬送の場合には、狭隘な山道を救急車で下りつつ当院に向うため、現場からは1時間30分以上を要します。本件のヘリ搬送時間は10分であり、早期診断→早期根治治療に繋がっています。

山間地の事案では、ドクターヘリによる搬送時間の短縮効果が非常に大きいことを改めて痛感します。

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【2】中東遠 / 高エネルギー外傷 / 救急隊現着前要請
119通報直後、救急隊の出動とほぼ同刻の、非常に早い段階でのドクターヘリ要請です。想定される事案内容からは医師2名による迅速な医療処置が効果的と判断し、3人で出動します。

ドクターヘリが現場上空に向う途中で現着した救急隊よりキャンセルの連絡あり、基地病院に帰投しました。

【3】愛知県東三河 / 高エネルギー外傷 / 救急隊現着前要請 
スタンバイ終了し病棟回診中に、愛知県ドクターヘリから応援要請。本日の日没は18:11のため、ドクターヘリで帰投することは出来ません。「現場投入のみ」、つまり医療スタッフは現場で降機し、ドクターヘリのみ日没に間に合うように帰投。医療スタッフは陸路で患者さんを搬送し、更にそこから陸路で基地病院に帰ります。この条件で、三人で出動することに。

エンジンスタートしたドクターヘリに乗り込んだところで、出動救急隊から連絡ありキャンセルとなりました。

DMAT訓練と今日の活動

みなさん、こんばんは。
中谷です。
今日のドクターヘリ担当は私とOJT大越Dr.、山田Ns.でした。

今日のドクターヘリ要請は3件。
浜松市内の内因、外因症例にそれぞれ現場出動し、
スタンバイ終了後の中東遠地域の外傷事案に出動しました。

最後の出動はスタンバイ終了後ということもあり、
日没時間との戦いもありましたが、何とか無事に搬送を終えることが出来ました。
帰投後のヘリポートは既に真っ暗で、夜間照明を点灯し着陸しました。

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これから、どんどん日没時間が早まっていくため、
夕方以降の出動は、常に日没時間を考慮しての活動となります。

話は変わって、9月1日の防災の日に自衛隊浜松基地で行なわれた、
県の総合防災実働訓練にDMAT隊として参加してきました。

DMATとは厚労省が定めた災害時における病院単位の災害急性期に活動できる機動性を持った 
トレーニングを受けた医療チームのことで、当院にも数チームのDMAT隊があります。
今回の訓練には早川先生、矢野先生はじめ、看護師、事務職員合わせて約15名が参加し、
途中ドクターヘリチームも合流し、ヘリや自衛隊航空機を用いた広域搬送の訓練を行ないました。
近隣医療機関からのDMAT隊、県庁からの職員、自衛隊の方々と総勢で100人規模の訓練でした。

実際の災害の際にはこういう訓練の積み重ねが威力を発揮します。
起きては困るのですが、いつ災害が起きても対応出来るように、色々なところで準備がなされています。
日々のドクターヘリでの活動も、災害時にもきっと役に立てると信じて頑張っています。

市内からの要請

救命救急センター 救急科 志賀です。

本日のフライトスタッフは、自分(Dr)と山田さん(Ns)です。

出動は1件、市内北部における内因性疾患です。現場に到着した救急隊の判断で、ドクターヘリ要請となったものです。現場直近に着陸適地が無い為、最寄りのグランドで救急車とドクターヘリは合流。必要医療処置を追加し、当院にヘリ搬送となりました。

救急隊がヘリを呼ばず陸路搬送を選択した場合、現場から当院までは恐らく30分程度を要します。本日のヘリ搬送時間は6分と大きく短縮しています。更に搬送中は、患者さんの状態の変化があれば必要に応じて医師看護師が救命処置を追加します。早期の搬送は、早期の診断→早期の根治治療に繋がります。本日のヘリ要請の判断とタイミングは、大変素晴らしいと感じました。

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以前からご紹介しているように、浜松市は南北に長く、主要な医療機関は市街地に集中しています。市内最北部の救命救急センターは当院となります。地理的に、市内北部からの搬送は当院が受けることが多くなります。当院への陸路での搬送には、1時間以上を要する地域もあります。

・救急車(救急隊)による陸路搬送
・浜松市消防ヘリ(航空隊)による空路搬送
・ドクターヘリ(医師・看護師)による空路搬送

この中からどの方法を選択するのか。出動救急隊は、時刻・患者さんの状況・現場と収容医療機関の距離・天候などを踏まえつつ、短い時間で判断しています。

消防ヘリとドクターヘリ

救命救急センター 救急科 志賀です。

本日9月1日のフライトスタッフは、淺井先生・宍戸さんのベテランコンビです。

本日のドクターヘリは救急現場2件、内因性1件と外因性1件でした。

2つの事案の狭間に、更に市内の医療機関から当院への転院搬送依頼あり。紹介内容・搬送時間などを考慮して、浜松市消防ヘリ による医師ピックアップ方式で、迎え搬送として自分が出動する方針としました。

転院依頼元からの119通報後、間もなく消防ヘリは当院の屋上ヘリポートに飛来。医師ピックアップ後、合流地点に向かいます。

消防ヘリは最寄りの河川敷に先行着陸。患者さんを収容した救急車は数分後に到着。手短な引き継ぎ後、患者さんの機内の移動を行い、当院にヘリ搬送となりました。

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消防ヘリによる医療スタッフのピックアップは、原則的に医師1名のみです。よって、普段ドクターヘリの出動時にフライトナースにお願いしている医療処置も、ほぼ全て医師が1人で行なう必要があります。消防ヘリでの出動は大変な面もありますが、逆に医療処置以外の部分で、消防職員(航空隊員)の方に協力して頂けるのは非常に心強いです。

本日の事案は依頼元にて既に必要医療処置が殆ど済んでいたため、「安全かつ迅速に高次医療機関に搬送する」方針としました。出動途上に航空隊の方と短い時間で打ち合わせを行ない、方針を共有し、それぞれのメンバーの動きや必要資機材の動きも事前に確認しました。合流後もその通りに進めたため、搬送をスムーズに進めることが出来ました。

そのためには、普段の2機同時出動時・シミュレーション・事後検証会等で、消防ヘリとドクターヘリの互いの連携を進めておくことも非常に重要と感じました。

ちびっこの夢

こんばんは。
今日のヘリ当番は、まろきち、有賀ナース、整形外科OJT:田中先生でした。

出動は1件。
受け入れを快諾していただき、丁寧に対応していただいたスタッフの方々、
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします!
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今回、整形外傷事案だったため、田中先生が一緒で、心強かったです。
患者さんにも、「整形外科の先生も現場に来てくれてるからね」
と説明に安心感をプラスできる意味で、ありがたかったです。


そういえば、いつも、田中先生と一緒のときは悪路を走っていくことが多く、
あるときは柵をよじ登り、またある時は山奥の村落を救急車を探して坂道を走り、
今日は、砂浜・・・
有賀ナースと田中先生がぴゅ~っと走っていく中、私はドクターバックをかついで、
ひーひー言いながら追いかける・・・(>_<)
普段からの鍛錬が足りない証拠ですな・・・。


昨日、今日と、ドラマの「コードブルー」をこよなく愛し、フライトドクターになる夢を持った
マロ友親子ちゃんが遠くから見学に来てくれました(*^_^*)
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フライトスーツがちょうどぴったりで、てへっ、ついでにママも着ちゃいました(ママは実はナース)(*^_^*)
ちびっこフライトドクターとフライトナース(ママ)、喜んでくれて、私もうれしかったです。
将来の夢がフライトドクターになること。ってことで、勉強も頑張るんだって。
く~、うれしいっす!(^^)!

いただいたお土産の中に、これが入っていて、思わずウルッときちゃいました。
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今回、見学に際し、中日本の方々にはいろいろとお世話になりました(*^_^*)


ミッションを終えて離陸するときに、ちびっこたちが手を振ってくれることがあります。
ヒーロー、ヒロイン気取りではなく、ただただ、素直にうれしいです。
出動する事案は過酷なこともあるし、落ち込んだり、悩んだり、泣きそうになったりすることも多々
あります。
そんなとき、離陸するヘリの窓から見える、小さな手や笑顔に癒されるのと同時に、
落ち込んでちゃいかん、頑張らんと!って思うことができるんです(*^_^*)
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