聖隷三方原病院 高度救命救急センター    ドクターヘリのブログ

静岡県西部地区でドクターヘリを運営している 聖隷三方原病院 高度救命救急センターのブログです.

志太地域からの要請

救命救急センター 救急科 志賀です。

本日のドクターヘリ医療スタッフは、志賀・和久田先生(OJT)・鈴木NSです。

出動要請は4件。うち2件は、志太地域からの救急隊現着前の連続ヘリ要請です。

現着した救急隊の判断で

・前者は「救急隊による地元医療機関への搬送を選択→ドクターヘリキャンセル」
・後者は「現場の医療介入及びヘリ搬送を考慮→ドクターヘリと合流」

となりました。

志太地域(焼津市・藤枝市)は基地病院のある浜松市からやや距離があるため、ヘリで片道15~20分前後を要します。よってこの地域でドクターヘリを活用するためには、早期の要請が重要になります。

本日の両事案とも、消防入電直後の非常に早い段階でのドクターヘリ要請を頂きました。合流地点は消防機関が予め設定。既に消防車両が合流地点に到着し、安全確保や散水を行なって頂いていました。「距離と時間」を意識して現場活動が進みました。

今後は、活動内容の振り返りを行なったりシミュレーション等の経験を積む事によって、地域の医療事情に沿って益々ドクターヘリが活用出来るよう、基地病院・消防機関・地元医療機関との連携を進めて行きます。

140228 縮小5 



夜間の出動要請

救命救急センター 救急科 志賀です。

日中は救急外来は比較的落ち着いており、ドクターヘリ出動要請も無し。

夕方からは救急当番日のため、市内各区からの救急車及びwalk in受診の患者さんが数多く受診され、救急外来は一気に立て込みます。メンバー総出で診療に当たります。

22時を迎え、夜勤後半の中谷先生に引き継ぎ。入院患者さんの状態を確認してから帰ろうとICUに足を運んだ矢先に、中谷先生から院内PHSで連絡あり。「出動要請です、ドクターカーで出れますか?」3階のICUから1階の救急外来に走って戻り、情報収集と出動準備を大急ぎで進めます。

夜間のため、近隣の消防署から医師搬送目的で出動して頂いた救急車でのピックアップ形式。メンバーは、志賀と準夜ナースの佐奈さん。事案は乳児の内因性疾患です。体重で蘇生薬の容量をあらかじめ計算し、合流後直ちに投与できるように備えます。

幸いにも合流時は徐々に状態改善あり、車内活動としては搬送と医療情報の伝達を優先。受け入れ準備を終えて救急外来に待機して頂いていた小児科の先生に引き継ぎました。

救急隊現着時の様子をよく聞くと、状態はかなり不安定で悪化もあり得る状況でした。出動救急隊による的確なドクターカー要請と思います。

本件のように「現場に医療が必要」という事案は昼夜問わず発生し得ます。ドクターヘリは日中のみの対応となるため、夜間はドクターカー対応となります。夜間は人員が限られており毎回必ずという訳には行きませんが、要請には出来るだけお応えするようにしています。

*写真の赤は小児バッグ(小児救急資器材)です。日中のドクターヘリスタンバイ中は機内に。夕方スタンバイ終了したら救急外来に移動し、夜間の小児事案に対するドクターカー出動に備えています。



縮小 140226_224718


現場からの転戦.

みなさん,こんばんは.中谷です.
今日のフライト担当も私でした.
あと,OJTで研修医の和久田Dr.,鈴田Ns.の女性コンビ.
昨日,今日と両手に花でお仕事させて頂いています(*^^)v

今日の要請は2件.
いずれも外傷現場出動でした.
昼間は本当に穏やかに時間が過ぎており,
今日はこのまま平和な一日が終わるんだろうなあ,と思っていたところ,
夕方から立て続けの要請でした.

1件目は山中での外傷事案で,
救急隊も現場まで小一時間かけて到着.
患者救出後に直近ランデブーポイントで合流しています.
ちょうど救急車内で治療中に次の救助事案が救急車内に消防無線で流れていました.
恐らく次もドクターヘリ要請になるだろうなと思いながら診療をしていましたが,
やはりすぐにドクターヘリ要請となりました.

20140225_160651.jpg
       山中のランデブーポイント.山深いところにもランデブーポイントはあります.

幸い患者さんの状態は安定していましたので,
和久田Dr.にドクターカー方式での搬送を頼み,
私と鈴田Ns.は次の現場へ,本現場からドクターヘリで転戦しました.

次の事案も外傷事案で,現場直近に着陸後,
近くにいたトラックの荷台に載せてもらって,事故現場構内を移動.
既に救出されていた患者さんと接触し初期治療の上,ヘリで当院まで搬送しました.

2件たて続け,ほぼ重複要請が来た場合,
場合によっては,どちらかには対応できない場合もあります.
しかし,事前情報である程度予測できる場合には臨機応変に対応出来るように努めています.
今日は比較的うまい活動が出来たのではないかと思っています.
これも消防との密な連携によるところが大きく,
今後も各消防機関と連携を取りながら,よりよい活動を目指して行きます.

花粉症・・・

みなさん、こんばんは。中谷です。

昨日、今日とドクターヘリ担当は私でした。
ちなみに明日も私です。。。
今日は勤務終了後に会議が2件ありまして、遅めの帰宅後に一杯飲んで、
ほろ酔い気分でブログを更新しています。

昨日は最後のOJT整形外科奥津先生とご一緒でしたが、
キャンセル一件のみの出動で、現場活動はありませんでした。
約一年間の間、月に数回でしたが整形外科からのOJTを行って頂き、
ドクターヘリでの活動や現場救急を肌で実感していただけたと思います。
新天地での更なるご活躍をお祈りしています!!

さて、今日はフライトドクターは私だけでしたが、
フライトナースのOJTで長谷川Ns.が同乗実習でした。
正規のフライトナースは救急認定帰りの大瀧Ns.。
知る人ぞ知る救急外来の若手?美人?二人組みのナースコンビでした。

今日の要請は4件。
うち1件は重複要請のため対応できませんでしたが、
残り3件はいずれも外傷の現場救急でした。
それぞれ現場活動の後、重症度や地理環境に応じた搬送先に搬送し任務を終了しています。
中東遠総合医療センターさん県西部浜松医療センターさんには受け入れご協力大変ありがとうございました。

20140224_154733111.jpg
           県西部浜松医療センターで、患者搬送後。

私事ですが、ここ最近は出動するたびに、眼がかゆく、鼻がムズムズ・・・
そうです。
悩んでる方も多いと思いますが、スギ花粉症なんです。
予防の薬は内服していますが、毎年この時期は外出がつらい・・・
現場活動中は集中しているせいか不思議と気にならないのですが、
一仕事終えて帰投となると、なぜかムズムズ・・・
集中力も花粉症の発症に影響するのかな???
明日も花粉に負けずに現場活動がんばります。

救命救急センター 救急科 志賀です。

全国的に荒れ模様のお天気が続きます。昨夜は、強い雨の中での救急当番日でした。

夜勤が明けて何気なく空を見上げると・・・雨も上がっていて、丁度ヘリを囲むように虹がかかっていました(^-^)

     縮小 140215_090509

現着前・現着後

救急救急センター 救急科 志賀です。1日遅れの更新です。

2月13日のドクターヘリ医療スタッフは、志賀・伊藤先生(静岡県立こども病院/OJT)、小割NSです。

出動要請は2件。

〈1〉市内 市街地
高エネルギー外傷事案に対して、救急隊が出動指令を受けた時点でドクターヘリを要請しています。ヘリが離陸する直前に、現着した救急隊から「救急隊のみで対応可能」とキャンセルの連絡が入りました。

〈2〉市内 郊外
高エネルギー外傷事案に対して、現着した救急隊が速やかにドクターヘリを要請しています。ヘリは離陸後5分程度で現場上空に到着。最寄りの敷地内ヘリポートに着陸し、救急隊と合流。救急隊と医療スタッフがそれぞれに医療処置・病院連絡・ご家族への対応等を分担/協同して行い、基地病院にヘリ搬送としました。

どちらも高エネルギー外傷事案ですが、1件目は消防入電内容に重篤感があったために覚知直後のヘリ要請→救急隊が現着して患者さんを評価して「ヘリ不要」の判断。2件目は消防入電内容に余り重篤感無し→救急隊が現着して患者さんを評価して、直ちに「ヘリ必要=現場に医療が必要」と判断しています。

ドクターヘリは消防機関の要請によって出動し現場活動を行います。要請は早ければ早いほどヘリの効果が発揮されますが、消防入電内容は常に患者さんを状態を正確に反映しているとは限りません。また、119通報時と救急隊の現着時で患者さんの状態が変化している場合もあります。

2件とも、それぞれの状況で「ヘリが必要と感じたら直ちに要請」しており、非常時に的確な判断だと思います。

今後も益々の連携を宜しくお願いします。

縮小 20140213 





重複要請への対応 (タッチアンドゴー)

救命救急センター 救急科 志賀です。

本日の医療スタッフは、志賀・和久田先生(OJT)・小割NSです。

ヘリ出動要請は2件です。

【1】市内 内因3次対応
現場に到着した救急隊の判断にてドクターヘリが要請されたものです。ヘリは出動途上で消防無線で出動救急隊と交信して状況を把握しつつ、準備を進めながら現場に向かいます。現場直近の学校グランドで合流。3人で役割分担して患者さんの評価と必要医療処置を進め、基地病院に医療情報を送り、ヘリ搬送の方針で活動を進めて行きます。

20140212 縮小 

患者さんの機内への収容を進めている最中に、CSからMCA無線で「次事案あり、御前崎方面、救助事案」との情報が入ります。自機対応とするか、県東部ドクターヘリに応援要請するか、予想される所要時間や残燃料等も考慮しつつ短い時間で検討した結果、自機の連続対応の方針とします。

付き添いがあるため和久田先生は現場に残り、陸路帰投。志賀・小割の2人で患者さんを基地病院にヘリ搬送。屋上ヘリポートで、出迎えてくれたERスタッフに患者さんを引き継ぎ、医療資機材も補充、次事案に向かいます。

【2】御前崎市 高エネルギー外傷・救助事案
現場に向かう途上で消防無線で「救助完了」の一報あり。患者さんを収容した救急隊とヘリの、それぞれ移動のタイミングを考えて、最寄りの医療機関のヘリポートをお借りして合流とします。本件は管内の救急医療機関にヘリ搬送としました。

昨日、本日と重複要請が続きます。昨日は市消防ヘリ、本日はタッチアンドゴーで自機対応としました。

重複要請の場合、CSと現場で事案と事案の場所・内容・タイミング・セカンドチームとして割けるマンパワー等を確認して共有し、判断しています。

重複要請への対応 (消防ヘリのドクターヘリ的運用)

救命救急センター 救急科 志賀です。

本日のドクターヘリ医療スタッフは、志賀・田中先生(整形外科/OJT)・大瀧NSです。

出動要請は3件です。

【1】愛知県ドクターヘリからの応援要請
東名高速道路上の多数傷病者事案に対して応援要請があったものです。愛知県ドクターヘリ、静岡県西部のドクターヘリ、そして愛知県防災ヘリコプターが順次要請され出動します。現場に最先着した愛知県ドクターヘリの医療スタッフの判断により、応援ヘリはキャンセルとなったため帰投しました。

【2】市内 山間地 救急隊現着前要請
昨日と同じ地域ですが、更に奥側で発生した内因性疾患に対する要請です。山間で現場直近に着陸適地無く、最寄りの学校グランドを合流地点に設定。近隣の二次医療機関にヘリ搬送としました。

【3】市内 山間地 施設間搬送
前事案出動直後に要請が入ります。隣り合う山間地での重複要請のため、基地病院CSで調整し

【2】はドクターヘリ
【3】は消防ヘリ

でそれぞれ対応する方針とします。

本件ではセカンドチームのピックアップ方式の対応です。セカンドチームは、ER勤務の伊藤先生(県立こども病院PICU)と佐奈NSに決定。消防ヘリは基地病院屋上に一旦飛来し、エンジンカットせずに2人をピックアップし、山間地の紹介元医療機関に向かいます。現地で患者さんに必要な評価や医療処置を追加し、基地病院に医療情報を伝達しながらヘリ搬送を行ないました。

重複要請に対する対応として、市内であれば医療スタッフ同乗による「市消防ヘリのドクターヘリ的運用」が効果を発揮します。

      縮小 はまかぜ 06

連携の重要性

救命救急センター 救急科 志賀です。

本日のドクターヘリ医療スタッフは、志賀・山内先生(OJT)・佐奈さん(古参フライトNS)です。

出動は1件。市内山間地から当院まで、内因性疾患の患者さんの施設間搬送になります。

当初は救急車による陸路搬送の予定でした。しかし、出動救急隊が患者さんの状態と予想される陸路搬送時間を勘案して、「ドクターヘリが必要」と直ちに判断。消防機関からドクターヘリが要請となっています。

患者さんのご家族の付き添いのあることがあらかじめ判っていたため、乗員数の関係で山内先生はヘリに乗らず、志賀・佐奈さんの2名での出動となります。

ヘリと救急隊との合流場所は、前医の直近の公園です。消防機関による安全確保を確認してヘリは着陸。医療スタッフは救急車に走り寄ります。

縮小 2014 02 10

志賀は患者さんを評価し、現場診療方針の決定しつつ、医療情報と搬送後の必要な対応を基地病院に送ります。佐奈さんは静脈路確保や薬剤投与を進めます。ヘリ搬送中も患者さんの状態をこまめにチェックして、状態の安定化に努めます。搬送後はERに待機していた該当科により、早期確定診断→早期根治治療へと進みました。

今回もしも陸路搬送であった場合は、約50~60分を要します。今回の搬送時間は8分でした。

本件では

・「救命救急センターでの加療が必要」と判断した地元医療機関
・「搬送にはドクターヘリが必要」と判断した出動救急隊

これらの的確な連携によって、ドクターヘリが要請されて出動することにより

・搬送時間の大幅な短縮
・搬送中の患者さんの状態安定化
・現場で早期診断→搬送後に直ちに治療開始

を実践することが出来ました。

今後もこういった連携を続けていくことが大切と感じます。







New Face!!

皆さんこんにちは。
今日のブログ担当は中谷です。
昨日、今日とフライトドクター担当は私でした。

昨日は現場出動1件。今日は3件要請で、1件は近隣のためドクターカーにて対応しました。
いずれも早期の消防からの要請で、良い活動に繋がることが出来ました。

ところで、先日の有賀Ns.のブログにもありましたが、
今月からまた新しいOJT(訓練)の仲間が増えました。
今日はその中で関連病院でもある聖隷横浜病院から救急科の研修に来ている、
山内研修医がOJTとして同乗実習を行ないました。

20140206_090934.jpg
                若くてなかなかのイケメンです!!

今日は現場活動にまでは至りませんでしたが、
実際に出動し現場活動の雰囲気を感じてもらえたことと思います。
これから1ヵ月OJTが続きますが、研修を終えて横浜に帰る頃には、
医師として一回り成長してくれていることを祈願しています。
がんばれ山内先生!!

【新しいメンバー・・ぞくぞく^m^】

本日のブログ担当は・・フライトナース・有賀です<(_ _)>
久しぶりのブログ更新になります。
(しかも・・毎回恒例、翌日更新・・お許し下さい。)
昨日のヘリ当番は・・矢野医師・和久田医師(OJT)・有賀の3名体制。
要請は4件(うち2件は救急隊現着後、キャンセルとなりました。)
現着後キャンセル・・これは、現着前の速やかなヘリ要請と現場での
的確な評価・観察が出来ているという証。また、医療スタッフ合流の
メリット・デメリットを鑑み、Dr.ヘリを有効活用する現場力のなせる業。
今後も、このスタンスでいきましょう!!

2月4日風景
 帰投時の1枚。比較的、風は強め。(山間部は雪でした。)

さてさて・・本日の2件は【市内北部の交通救助事案・複数傷病者対応】と
【山間部内因性疾患対応】となりました。
実は、2月~OJT開始の和久田医師・・現場診療に搬送に・・
病院外での活動の醍醐味を実感する1日になったんではないでしょうか。
そんな・・和久田先生の素顔?を紹介 ↓ ↓ チェック^m^
http://www.seirei.or.jp/mikatahara/resident/964.html


新しいメンバー・・先月、まろきち先生(川崎医師)から紹介がありました
COOL&おもろぉ~な伊藤医師・・また・・今回の写真も・・^m^

2月4日②
↑ い・・伊藤せんせ・・(-_-)次、期待してます。


そして、今月は続々とOJT・・松浦医師・山内医師・・も。
我らがフライトナース:長谷川舞 看護師のOJTは、先月から始まっています!!
(フライトナースOJT日記は・・後日、番記者:鈴木友也氏より紹介します。ご期待あれ。)
現任フライトナース、一丸となって舞さんのOJTをサポートします!
& 負けないよう・・精進、精進(p_-)

2月4日集合写真
↑ 左から 和久田医師・有賀・松浦医師・長谷川舞 看護師

新しい仲間を迎え、力漲る救命救急センターですが現場活動~初療・決定的治療~集中治療、
スキルアップと質の担保、事後検証、シミュレーション 等 歩みをとめず
引き続き、邁進致します。皆様、どうぞ宜しくお願い致します。<(_ _)>
フライトナース、有賀でした・・。
このページのトップへ