聖隷三方原病院 高度救命救急センター    ドクターヘリのブログ

静岡県西部地区でドクターヘリを運営している 聖隷三方原病院 高度救命救急センターのブログです.

確変突入!!

みなさん、こんにちは。
お久しぶりの更新です。
今日のドクターヘリ担当は私、中谷と大瀧Ns.の二人体制です。

今日は今のところ要請は1件。
中東遠地域での労災事故でしたが、出動途上でキャンセルとなりました。

今年度も今日で終了。
一年間皆さんご愛読大変有り難うございました。
ブログ開設から約一年半。50000人超の方々にアクセスを頂いております。
手探りで始めたブログですが、なんとなく方向性も見えてきて、
書き手は限られてきましたが、ボチボチの更新を目指して頑張っています。

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今年度の出動件数は今のところ555件で、
昨年度は477件、一昨年度は399件と、ここ最近は右肩上がりで要請件数が増えています。
この人口減の社会の中で、決して傷病者が増えているということではないと思いますが、
救急隊や指令センターが必要に応じて、いち早くドクターヘリ要請をしてくれていることが、
要請件数増の要因だと思っています。
早期の要請は早期の患者接触につながり、結果的に救命率の向上に繋がるので、
今年度までの右肩上がりの要請件数の増加は、きっと救命率の向上に繋がっていると思います。

今年度は555件で確変突入!!(分かる人には分かります)
来年度も救命率向上に向けて、皆で力を合わせて頑張ります!!
これからも応援宜しくお願いいたします。

春の雨ですね

こんにちは フライトナースのすずきです。
3月20日のフライト担当はしがせんせいとOJTで聖隷浜松病院のまきしせんせいとの3名でした。

本日は朝から雨でしたが、基地病院周囲は運航可能ではありました。しかしながら志太地域からドクターヘリ要請をいただきましたが、あいにく天候の状況から要請にお応えすることができませんでした。
志太地域は先月、志賀せんせいからもUPされていますが、合同で訓練も行われ、基地病院からは遠い消防ですが、関係はどんどん近づいていると思います。
天候が悪くとも、まずはドクターヘリを呼んでいただけることが大事だと考えております。天候に関しては、CSさんや機長さんが雨雲や雷など状況や、今後の変化を詳細に検討し、安全に運航が可能か否かを要請場所に合わせていつも評価してくれます。もし、ドクターヘリが出動できたとしても、現場での活動時間や、予想外の気象条件の変化にあわせて逐一CSと機長・整備士さんたちが連携をとっていてくれますし、活動時間もどのくらいまでは可能かなどもフライトスタッフ全員で情報を共有し、安全第一で運航を行っております。

春の雨、雨の前後で気温が上がったり、下がったりと、体には堪えるかたも多いかと思いますが、そんななか、本日も航空自衛隊 浜松基地の方々が見学にいらっしゃいました。
あいにくの雨でしたが、普段めったに見られない制服だけでなくコート?河童?を着用されており、かっこいいなぁ~ と思ってしまいました(*^^)v


航空自衛隊の方々と

航空自衛隊浜松基地の方々には、普段のドクターヘリの活動では、安全運航の一翼を担っていただいております。基地病院の南側に基地があることで、浜松周辺の上空は飛行機やヘリコプターが良く飛んでいますが、ドクターヘリのようにいつどこに飛んでいくかわからない。しかも要請がかかれば3~4分で上空に上がってしまうため、管制の方々は大変だと思いますが、これまでもちろん無事故で運航で来ているのも関係各所の尽力と改めて気づかされます。
今後とも、顔の見える関係づくりが出来ていけばいいなと思いました。

春の雨、新しい出会いに、せつない別れ… 人と人との関係にも晴れる日があったり雨の日があったり…

みなさん、体調にはお気を付けあそばせ(^^)/~~~

市内への出動

救命救急センター 救急科 志賀です。

本日のドクターヘリ医療スタッフは、志賀・松浦先生(OJT)・鈴田NSです。

要請は2件、いづれも市内からです。

【1】郊外で発生した高エネルギー外傷事案
出動指令を受けた救急隊は、119番入電内容(受傷機転)の段階でヘリを要請しています。現場は基地病院の比較的近隣であり、ヘリは離陸後数分で現場上空に到達。救急隊と消防隊による現場活動の真っ最中です。着陸地点としては、当初消防側から提案のあった学校グランドよりも更に現場に近い駐車場を上空から選定、安全確認の後に着陸し、より早期の合流を目指します。本件は基地病院にヘリ搬送となりました。

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【2】山間地で発生した内因3次事案
現場に到着した救急隊が、直ちにヘリを要請しています。着陸地点としては、双方の移動時間を勘案して、現場から基地病院に向かう途上である天竜川河川敷を選定。本件では基地病院へのドクターカー方式となりました。

どちらの事案も、それぞれの現場の状況の中でヘリ要請のタイミングが非常に早かったため、前者では早期の基地病院搬入を、後者では山間地の現場最寄りから基地病院まで医療スタッフ同乗による搬送を行うことが出来ました。

早期の要請は、そのまま早期の合流へと繋がります。しっかりとドクターヘリが活用されていると感じました。

今後も益々の連携をお願いします。


顔の見える関係作り

みなさん、こんばんは、ひっさびさの登場のまろきちです^_^;

今日のヘリ当番は、まろきち、伊藤せんせい、鈴田なーすでした。

今朝は、航空自衛隊浜松基地の方々が見学に来てくださいました(*^_^*)
日頃から、同じ「空」を通してつながりのある浜松基地の方々。
お互いの仕事を知ることで、より一層、運航が円滑に行えるように・・・
「顔の見える関係」を築けたらいいなと思います。
ちなみに、私は、基地の広報館に行っていろいろ知りました・・・^_^;
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今日の出動は1件。
出張シュミレーションやヘリ検証会などを通して交流することで、現場で一緒に活動する機会が増えてきている地域からの要請でした。
まだ、ちょっとお互いにぎこちない動きをしちゃったり、肩に力が入っちゃったりしますが、気持ちは一緒。
自分たちの目の前にいる患者さんに最善を尽くすぞ!
活動を重ね、振り返ることで、少しずつ手応えを感じていけたらいいなと思います。
また、今日はこの地域の中核病院さんに搬送を快諾していただき、
ヘリの離着陸、救急室への搬入など、多くの病院関係者の方にお世話になりました。

あっ、日付が変わっちゃった・・・
ところで、今日の写真のまろきちの右手、みなさん、何か気付きました?(*^_^*)

いらっしゃいませ×3

3月16日もフライトナースのすずきがブログを担当させていただきます。


本日の担当はわたくしフライトナースのすずきと、杏林大学の加藤せんせい OJTDrの松浦せんせいの若手(といえる年齢ではなくなってきましたが…)3人でした。なんと!! 本日の平均年齢は31歳
さて、突然ですが
ここでクイズ!!
この3人のうち、だれが一番年齢が上でしょうか(*^_^*)


みなさんわかりましたか?(^_^)/

本日のタイトル『いらっしゃいませ』ぱーと①
本日のフライト担当Drの加藤先生(写真真ん中)は以前からも時々登場しておりますが、現在は杏林大学で剛腕?をふるって日々活躍されています(自称…なんてねっ)!昨年度まで当院で救急科・整形外科で大変活躍され、本年度は1回/月ペースでヘリに搭乗しております。

『いらっしゃいませ』ぱーと②
写真右のフレッシュ(?)な松浦せんせいはここ最近、当ブログでも登場しています!今年から救急科にいらっしゃいました!!すごく勉強熱心で、力をメキメキと上げてきている救急科一押し(のはず)のDrなのです!

『いらっしゃいませ』ぱーと③
本日はもう一件、三重県ドクターヘリが転院搬送のため飛来しました!

着陸シーンです↓↓
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シーン①

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シーン②

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シーン③

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着陸!

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手前:三重県ドクターヘリ(EC 135) 奥:静岡県西部ドクターヘリ(Bell 429)

愛知県ドクターヘリは時々飛来しますが、三重県ドクターヘリは初飛来?ではなかったかな

三重県から救急車で転院搬送となると、おそらく4時間ほどかかるところでしたが、ドクターヘリではなんと約30分で到着!
ドクターヘリの機動力により、患者さんの負担を最小限にとどめ、搬送できたのではないでしょうか。

ドクターヘリは全国に着実に広がってきており、静岡県ではドクターヘリが2機体制!そして、静岡近県でのドクターヘリは長野県も2機体制 愛知県、三重県、岐阜県、神奈川県、山梨県が各1機配備されており、非常に恵まれた体制なのです!日々のドクターヘリ活動のみならず、災害時にはもこの体制は大きな力になることでしょう。
今後も、静岡県西部ドクターヘリをはじめ、全国のドクターヘリの活動に、皆様のご協力とご理解をよろしくお願いいたします!!
参考までに、当ブログのリンクにもありますHEM-Netもご参照くださいね!プチ情報ですが、このHEM-Netの会長:國松 孝次(元警察庁長官、元スイス大使)さんは浜松市出身なんですよ!(数日前、たまたま近所の信金でみた情報端末に浜松出身の方々がでていてびっくりした\(◎o◎)/わたくしでした)
みなさんはご存知でしたか??

久しぶりの登場!

みなさんお久しぶりです。
フライトナースのすずきです。

本日の出動は1件 浜松市北部への出動となりました。本日の担当は志賀せんせい、Nsはすずき あと、OJTDrで久しぶりの登場!なかもんこと仲間せんせいの3名が担当させていただきました。

仲間せんせいは以前にも紹介があったかとおもいますが、過去のブログから探しきれず… スミマセン(-_-;)
なので、再度(?)ご紹介!!
と、いいつつもカメラを忘れ写真がありません(--〆)なので、顔は皆様のご想像にお任せですっ!
ちなみに、聖隷三方原病院ホームページ内の研修医日記にところどころ小さいですが写真を発見!(3/2レジナビ福岡,12/27餅つき大会で杵を振っている(なぜスイングッ??))
一見体が大きいので『怖い』というよりくまもんにも見えることから“なかもん”とよばれている(推測)んですよ!
赤いほっぺはしていませんが、とても患者さんにもスタッフにもやさしく話をしてくれる先生なのであります。そんななかもん先生も九州出身!九州は熊本のお生まれでごあす。以前は当救急科でも一緒に仕事をさせていただきました(九州出身のDrの多いこと!!)。なので、普段は本業の消化器内科で日々診療にあたっておられりますが、OJTで久しぶりに一緒に仕事をしましたが、息はぴったり!お互い声をかけあいつつ、かゆいところに手が届く活動が出来ました。
そんななかもんせんせいにもやや弱点が…(>_<)
昨日は風が非常に強く運休となるほどでしたが、本日はやや風も収まり、一日を通して出動が可能でした。それでも山間部では少し揺れもあり、わたくしと志賀先生は平気でしたが、繊細ななかもん先生はヘリも久しぶりであったことも重なり(言い訳かな?)、すこし酔ってしまったようです。もちろん現場ではそんなそぶりを少しも見せず、基地病院に帰ってきてからこっそり教えてくれました(#^.^#) なので、ブログをみたみなさんも内緒にしておいてくださいね!

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本日着陸させていただいたところです

本日も、ドクターヘリが着陸させていただく際には、ご近所の皆様や消防のかたのご協力もあり、安全第一に活動を行うことが出来ました。本当にありがとうございました。

園児のみなさんと.

みなさん,こんばんは,中谷です.
今日のフライト担当は私と,OJT和久田Dr.,宍戸Ns.の3人でした.
要請は2件.
湖西市での外傷事案に出動し,病院搬送後すぐに次の要請が.

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                  浜名湖今切口,弁天島を望む.

県中部山間地域での重症内因疾患に対応しました.
現場での初期治療後に,ドクターカー方式で直近医療機関へ搬送.
定員の関係で和久田Dr.と宍戸Ns.に搬送を任せ,
私は一足先に,島田氏の中央公園で搬送から帰ってくるクルーを待っていました.

ドクターヘリはいつもの中央公園に着陸.
するとそこには沢山の幼稚園児達が.
どうやら遠足に来ていた様です.

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                沢山の園児に囲まれたドクターヘリでした.

クルー達が帰ってくるまで,ひと時のドクターヘリ展示会が催されました.
沢山の園児や保母さん達も喜んで下さり,
ドクターヘリへの理解が更に高まれば,嬉しい限りです.

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                  帰りにきれいに富士山が見えました.

いつもこういう風な近くでの見学が出来るわけではありませんが,
活動に支障がない範囲で,可能な時は中日本航空さんのご厚意で見学を行なっています.
県民の皆さんに活動を理解して頂くのも,大事な仕事だと思っています.
ただ,活動中や何もしていないように見えても,
無線連絡や救急隊,消防隊を待って待機しているとこもあるので,
見学が出来ないこともありますので,ご理解下さい.
今日ドクターヘリを見学した子供達が,少しでも我々の活動に興味を持ってくれたら幸せです.

市内からの要請への対応

救命救急センター 救急科 志賀です。

本日のドクターヘリ医療スタッフは、志賀と有賀NSです。

ドクターヘリ要請は2件です。

【1】磐田市 市街地 高エネルギー外傷 
救急隊現着前のヘリ要請。ドクターヘリが現場上空に到達し検索を始めた段階で、現場の救急隊より「救急隊による搬送を優先して活動する」との連絡あり、上空キャンセルとなりました。

基地病院への帰路、そろそろ屋上ヘリポートに着陸アプローチを始めるかな・・・という時にCSより「次の事案が入っています、そちらに向かって下さい」と目標GPSの指示あり。Uターンして次の現場に向かいます。

【2】浜松市 市街地 高エネルギー外傷
救急隊現着前のヘリ要請。着陸地点は消防側の指定で「天竜川河川敷」に決定。先着した消防車両の安全確保の元、ヘリは河川敷に着陸します。医療スタッフはそのまま消防車両に駆け乗り、更に陸路で現場に向かいます。

数分の後、患者さんを車内収容した直後の救急隊と路上で合流。患者さんの評価、医療処置、必要な固定、収容医療機関への連絡、基地病院への連絡。これらを救急隊と医師看護師とで適宜分担しつつ進めます。合流8分後に救急車は現発、直近の救命救急センターにドクターカー方式で搬送としました。

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本事案のキーワードは「市内の事案でヘリを上手く使う」だと思います。

市内市街地への出動の場合、離陸から現場上空まで大抵数分です。そこから現場直近の着陸適地を上空から検索→救急車と消防車両を無線でそこに誘導→着陸し合流、とすると却って時間を要してしまう場合もあり得ます。

本件では現場からやや距離がありますが、「分かりやすく」「安全確保しやすく」「着陸しやすい」河川敷が選択されていました。選択が早かったため、「救急車は現場へ」「消防車両は河川敷へ」この役割分担も上手く出来ていました。河川敷への到達は消防車両とヘリはほぼ同刻であり、タイムロス無く着陸→ピックアップが果たせました。

尚且つ救急隊現着前のヘリ要請であったため、消防入電17分後には医師看護師が患者さんと接触。同じく消防入電42分後には直近救命救急センターへの収容が出来ました。早期搬送は早期診断→早期根治治療に繋がります。

①ヘリ要請の判断とタイミング
②ヘリ着陸地点の設定と消防車両の動き(着陸地点の安全確保及び医師看護婦の搬送)

特にこの2点に関して消防側の判断が的確であったため、現場活動と搬送とを非常にテンポ良く進めることが出来たと思います。

関連された消防機関の皆様、また患者さんを受け入れて下さった医療機関の皆様、本当にありがとうございました。






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