聖隷三方原病院 高度救命救急センター    ドクターヘリのブログ

静岡県西部地区でドクターヘリを運営している 聖隷三方原病院 高度救命救急センターのブログです.

焼津消防署で出張ドクターヘリシミュレーションを開催しました。

救命救急センター 救急科 志賀です。

志太消防本部からご依頼を頂き、焼津消防署にお邪魔して出張ドクターヘリシミュレーションを開催しました。

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今回は実際に管内で発生した事案を題材として、重症外傷に対応する訓練を、焼津消防→藤枝消防の順に計2回行いました。

119番入電→救急隊に出動指令。入電内容から重症外傷が想定されるため、救急隊は出動の時点で直ちにドクターヘリを要請します。

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救急隊は現場到着。消防隊と連携しつつ、JPTECに沿った現場活動を開始。観察所見は消防無線でドクターヘリに連絡します。

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ドクターヘリと救急隊、消防隊が合流。互いに協力しながら二次救命処置を進めます。

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救命救急センターへのヘリ搬送が決まり、ドクターヘリへの搬入を始める時点で訓練終了。

訓練の後は小グループに分かれ、それぞれのグループにフライトドクターあるいはフライトナースがファシリテーターとして入り、テーマに沿ってグループディスカッション→発表→質疑を行います。

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ディスカッションの中で、「出動救急隊・消防隊と出動医師看護師との協同は、互いに声かけしながら補い合う形で進めることが出来た」と貴重なご意見を頂きました。ありがとうございます。

訓練とディスカッションの積み重ねにより、消防機関の皆様のドクターヘリへの理解が一層進み、更に互いに顔の見える関係が構築されれば・・・と思います。

参加された皆様、本当にお疲れ様でした。今後も益々の連携を宜しくお願い申し上げます。

転戦

救命救急センター 救急科 志賀です。

本日のドクターヘリ医療スタッフは、志賀・OJTは研修医の淺井先生・フライトナースは山田さんです。

出動は2件。まず朝の機内点検中に、県中部の消防機関から救急隊現着前のドクターヘリ出動要請あり。

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ドクターヘリは消防機関からの指示により着陸場所を決めます。着陸場所は消防隊により既に散水済み。写真に全ては写っていませんが、T字路の三方にそれぞれ指揮隊・消防隊・救急隊が配置され、活動中は消防機関によって常に離着陸場の安全確保がなされています。

現場活動後、静岡市内の救命救急センターに搬送させて頂きました。

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静岡ヘリポートで給油を終えて帰投中に、次事案の要請あり→市内山間地から基地病院までの施設間搬送に、転戦して対応しました。ヘリポートの安全管理及び搬送元医療機関との間の搬送を、救急隊にご協力頂きました。  

救急現場出動も施設間搬送も、ドクターヘリの円滑かつ安全な運航には、消防機関との綿密な連携が欠かせません。

出動に関わられた消防機関と医療機関の皆様、運航スタッフの皆様、本当にありがとうございました。

今日も快晴。

みなさん、こんばんは。
今日のブログ担当はお久しぶりの中谷です。
年末年始はかなりの多忙のため、勤務終わればぐったりでブログ更新が滞っておりました。
スミマセンm(_ _)m

今日のヘリ担当は私と、こども病院から研修に来て下さっている和田先生がOJT、
看護師はすずきNs.でした。

今日の浜松は快晴。
久しぶりに風もそれ程吹かず、良い行楽日和だったと思います。
世の中インフルエンザがかなりの猛威をふるっており、
当救急外来にも連日インフルエンザの患者さんが多く見えられていましたが、
今日は一転、かなり落ち着いた救急外来でした。
お天気良くなって、インフルエンザも落ち着いてきたのでしょうか?

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      キャンセル後の帰投中の機内から。浜名湖の今切口付近です。

ヘリ要請は2件。
外傷現場事案と、内因性で救急隊現着後軽症キャンセルでした。
いずれも救急隊現着前の早期要請で、早期治療に結びつく非常によい活動であったと思います。
OJTの和田先生も着実に経験を重ねており、独り立ちの日も近いでしょう。

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               こちらは太平洋を望む遠州浜。

今日は天気も良く穏やかな一日で、帰投の際のヘリからの眺めは絶景でした。
現場活動終わって、ほっとする瞬間ですね。
また明日からも頑張ります。

掛川消防のNBC災害訓練に参加させて頂きました

救命救急センター 救急科 志賀です。

本日、掛川市消防本部が開催したNBC災害訓練に、当院からDMAT隊として訓練実施者と見学者を合わせて計10名が参加させて頂きました。

市内の施設で、有毒ガスによる多数傷病者事案が発生したという想定です。

現着した消防各隊は、指揮隊の指示の下、発災場所に近い順に危険区域・除染区域・消防警戒区域を設定。
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救助隊員が、危険区域内で状況の確認・物質の特定・傷病者の救出などを行います。
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救出された傷病者は、除染区域に移動され、消防隊員により 除染が行われます。

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ドクターヘリにより当院DMAT隊が到着、指揮本部に向かいます。指揮隊長の指示の下、DMAT隊は二手に別れます。一方は、除染を終えて救護所内に移送された傷病者の応急処置を進めます。もう一方は消防指揮本部に入り、経時的な活動記録の作成や搬送のマネージメント(どの傷病者を、どの手段で、どの医療機関に、どの順で搬送するか等)の協力を行います。

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今回の訓練はNBC災害の側面と多数傷病者対応の側面の両方で非常に勉強になりました。参加させて頂き、本当にありがとうございました。

訓練やその後の意見交換を通じて、職種や所属の異なる者通しの顔の見える関係が築かれ、いざというときために互いの連携が進めば・・と思います。

厳しい寒さの中で訓練に参加された皆様、本当にお疲れ様でした。今後も益々宜しくお願い申し上げます。

今年度の出動が500件を越えました

救命救急センター 志賀です。久しぶりの更新です。

昨日1/18のドクターヘリ医療スタッフは、志賀とフライトナースの小割さん。計7件の出動要請あり、朝イチからスタンバイ終了まで、出動→帰投を繰り返す慌ただしい1日でした。

7件のうち内因性疾患、外因性疾患、多数傷病者事案、施設間搬送など6件にドクターヘリで対応。最後の7件目は事案重複のため、浜松市消防ヘリによるセカンドチーム(松田先生とフライトナースの佐奈さん)のピックアップ方式で対応しました。共に活動した消防機関の皆様、受け入れ医療機関の皆様、本当にありがとうございました。

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今月は、昨日の時点で計40件の要請を頂いています。そのうち出動は27件、雨天や強風のための運休による不対応がやや多目の13件となっています。

本年度の出動総数は505件となり、昨年度一年間の出動総数を昨日の時点で越えています。

私達は出動があった日はその夕方に毎日、更に毎月1回のドクターヘリ運営部会とドクターヘリ事後検証会で、全ての事案の振り返り行っています。患者さんのために必要と感じた時に、管内各地の消防機関と医療機関の皆様に、早期にドクターヘリを要請して頂く機会が確実に増えていると感じます。

本年度も残り2ヶ月ちょっとになりました。厳しい冷え込みの日々が続きます。関係各機関の皆様、益々の連携を宜しくお願い申し上げます。

【OJT・・新たに】

皆様、お世話になっております。新年初投稿 フライトナース:有賀 です。
(毎回恒例、1日遅れの投稿になります^m^)
昨日、1月6日は早川センター長・フライトナース:有賀そしてOJTは・・
1月~2か月間救急科ローテーション:淺井優子医師が当番でした。

1月6日淺井医師
↑ いつもと・・雰囲気が違う?? 淺井優子医師 (^_-)-☆
  (早川センター長から、機内点検中・・口頭試問あり!活動イメージOK??)

が・・生憎の天候で、就業開始時の機内点検開始後まもなくして運休。
フライトスーツにてER業務をこなす形となりました。
フライトスーツ&現場出動用の靴での通常業務・・また違った感覚ですよね(p_-)
この時期、状況によっては現場Dropの可能性もあるので防寒対策・・必須です!!
(この日は、消防機関より要請をいただきましたが、天候の都合上不応需。
場所的にDr.Carでの対応も困難でした。)

1月6日背景
↑ 屋上ヘリポートから・・ナニヲオモフ・・429

この1月は、12月から引き続き大野医師・本日初搭乗の淺井医師
そして県立こども病院より3か月間研修開始の和田医師のOJTが組み込まれています。

1月6日集写真
↑ 県立こども病院:和田医師との3ショット! 逞しい筋肉・・(^o^)丿

其々の先生方の密着取材は・・後々に^m^ご期待あれッ!!<(_ _)>
新しいメンバーが加入し、ますますパワーアップの当センター
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
(昨年以上に・・投稿も精進します・・(^_^;)有賀でした。)

合流するか、否か

救命救急センター 救急科 志賀です。

年末年始の連休も終わり、本日から通常業務。静岡県西部地域は快晴、日中は気温も上がり、穏やかな気候の1日でした。

ドクターヘリ医療スタッフは、志賀・フライトナースの山田さん・OJTの2年目研修医大野先生でした。

出動は1件。バイパス上のトンネル内における交通事故により、傷病者1名が発生したものです。

消防覚知直後に、指令センター判断でドクターヘリ要請。救急隊、ヘリ支援の消防隊、ドクターヘリは同時出動。救急隊と消防隊は陸路で、ドクターヘリは空路で、それぞれ現場に向かいます。

しかし、「ドクターヘリは現場直近に着陸して・・・」とは行きません。バイパスは高速道路のように入り口と出口が決まっています。陸路では、入り口から進入して直接現場に向かえます。一方で、空路では何処に着陸してどのように救急隊と合流するか、上空旋回し救急隊や消防隊と無線交信しつつ、判断しなければなりません。

例えば、もしもトンネルの真上にヘリが着陸出来れば、ヘリと現場の距離は最短となります。しかし、ヘリを降りた医療スタッフは、トンネルの上から降り、更にバイパス本線上を徒歩で移動してトンネル内に入ることとなり、安全確保の面で大きな問題があります。本件では、ヘリはバイパス出口最寄りのグランドに合流。傷病者を車内収用した救急隊を来るのを待つのが最短と判断しました。

救急隊はどちらかを選択する必要が生じます。
①バイパスを降りてグランドに向かい、ドクターヘリと合流する。
②バイパスを降りずにそのまま走行し、直接最寄りの医療機関に向かう。
現場した救急隊は、傷病者の状態を評価し②を選択。ドクターヘリはキャンセルとなり帰投しました。

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特に外傷事案では、受傷から根治治療開始までの時間を短縮することが強く求められます。
・躊躇なく、早いタイミングでドクターヘリを要請する。
・要請を継続するかキャンセルするかは、傷病者の状態とヘリとのアクセスの双方を元に判断する。
これらがしっかりとなされています。

本件ではキャンセルとなりましたが、そこに至る過程について少し掘り下げてご紹介しました。

共に活動された消防機関の皆様、本当にお疲れ様でした。本年もドクターヘリを活用して頂けますよう、宜しくお願い申し上げます。

明けましておめでとうございます.

みなさん,あけましておめでとうございます.
今年最初のブログは中谷がお伝えします.
今年も何卒よろしくお願い申し上げます.

年末年始の救急外来は目の回るような忙しさです.
ほとんどの医療機関が長期休暇に入ってしまいますが,
病気の人が減るわけではないので,必然的に開いているところに集中します.
当然当救急外来にも多数の患者さんが来院されており,
大変長い待ち時間を要している状態です.
ご迷惑をおかけいたしますが,御理解ご協力を宜しくお願い申し上げます.

さて,もう去年の年末の話になりますが,
3カ月間お世話になった,県立こども病院の元野先生が当科での勤務を終了されました.
最後にみんなで恒例の焼き肉での送別会を開きました.
元野先生ありがとうございました.

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             最後まで沢山飲んでくれて,ありがとう!!

明けて,正月1発目のヘリ当番は救急科のホープ松浦先生がヘリ当番でしたが,
朝一番7時30分にヘリ要請がありました.
その後急いで準備を進め,7時45分には離陸.
おそらく今年日本一早いドクターヘリ出動だったと思われます.
そんな出動を私は出勤中に某コンビニで朝ごはんを買っている時に地上から発見.

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              某コンビニの駐車場から激写!!

お正月から救急外来は大混雑で,へとへとになって帰宅.
そして本日2日は私がヘリ当番でした.
要請は2件.
いずれも静岡市内への搬送となり,お昼と夕方の富士山を帰投中に眺める事が出来ました.

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          お昼の富士山.白と青のコントラストが綺麗です.

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            夕方の富士山.赤く染まってbeautiful !!

今日の搬送は2件とも静岡市内の病院で受け入れて下さいました.
ありがとうございました.
今後ともよろしくお願い申し上げます.
搬送された患者さんには,一日も早いご回復をお祈り申し上げます.

今年の正月休みも残すところ,あと2日.
二次救急輪番日も残っていますが,最後の気力を振り絞って頑張って行きます.
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